真皮内のグリコサミノグリカン(酸性ムコ多糖)




★★★乾燥肌、ヒアルロン酸、コラーゲン特集!★★★









【 グリコサミノグリカン (酸性ムコ多糖)】


ヒアルロン酸はグリコサミノグリカン(酸性ムコ多糖)の1種です。

グリコサミノグリカンの主成分は、ヒアルロン酸、デルマタン硫酸、コンドロイチン硫酸、
ヘパラン硫酸などであり、ヒアルロン酸以外はコア蛋白に結合した形で存在しています。




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これらのグリコサミノグリカンは、お肌真皮内のコラーゲン・エラスチン
線維の網目構造の内部に存在します。


グリコサミノグリカンが多量の水を吸収・保持し、コラーゲン・エラスチン線維
構造を持ち上げお肌の組織を支えています。




「グリコサミノグリカンの性質」


グリコサミノグリカンは、親水性が非常に大きいので大量の水分を保持することができます。
その吸収できる水分量は、そのグリコサミノグリカンの重さの数百倍にもなります。
多量の水分を含んだグリコサミノグリカンは、その体積を巨大なものすることが出来ます。




ヒアルロン酸空間2.jpg



このように巨大な体積を持ったグリコサミノグリカンは、
圧力に耐える膨潤圧を生じることができます。
このように圧縮力に抵抗する働きが備わることになります。




みなさんよくご存知のヒアルロン酸はグリコサミノグリカン(酸性ムコ多糖)の1種であり、
2種類の糖の繰り返し結合を示すグリコサミノグリカンの中でも巨大分子を示します。


その水溶液は透明で粘性が高く関節液の潤滑剤や眼球の硝子液をゼリー状に保っています。
ですからヒアルロン酸は眼科の分野でもずいぶんと活躍している成分なのです。


コンドロイチン硫酸もグリコサミノグリカンの1種で、その分子量はヒアルロン酸のように
巨大分子ではありませんが、やはり水分を吸収・保持してその体積を巨大にすることが出来ます。
主に軟骨や腱、靭帯、大動脈の壁の伸張性に寄与していると言われています。



デルマタン硫酸も同じくグルコサミノグリカンの1種で、主に皮膚の柔軟性に寄与しています。



ヒアルロン酸以外のグリコサミノグリカン(酸性ムコ多糖)であるコンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、
ヘパラン硫酸などはヒアルロン酸に比べ非常に短くコア蛋白に共有結合した形で存在しています。





【酸性ムコ多糖-蛋白複合体:プロテオグリカン】



プロテオグリカン(酸性ムコ多糖-蛋白複合体)は、コア蛋白にコンドロイチン硫酸、
ケラタン硫酸などが結合した形で存在したものが、さらにヒアルロン酸に結合した
規則正しい集合体を呈しており、組織部位によってこのコア蛋白の種類が異なります。



ヒアルロン酸プロテオグリカン集合体.jpg

これらのプロテオグリカンは真皮において大量の水分を保持し、可塑性(弾性)の働きを
担っています。また、物質、電解質の交換、代謝、細胞成分の移動、細胞への移動の
環境を作っている重要な働きを持っています。



・プロテオグリカン(酸性ムコ多糖-蛋白複合体)は、
各種の酵素と結合してタンパク質の活性を調節している。


・これらの巨大なヒアルロン酸-タンパク質集合体(プロテオグリカン集合体)に
コラーゲンやエラスチンなどの線維が織り混ぜられて網状構造を形成し、
細胞外マトリックス全体に強度と弾力性を与えています。